CV, Research statementと同時にRecommendation Letterをほぼ必ず提出します。
Recommendation Letterとは、要は知り合いの教員からオススメしてもらうための書類です。ただ私は競争に勝ち続けた経験があるわけではないので、あまり信じすぎないでください。この記事では、Recommendation Letterの書き方の基本を説明しました。
この記事は、書く人だけでなく、書いてもらう人にとっても参考になる内容です。
またテンプレートも(無料で)ダウンロードできるようにしているので見てみて下さい
Recommendation Letterを書く人は、テンプレートを参考に書けば良いと思います。
Recommendation Letterを書いてもらう人は、テンプレートを参考にしてドラフトを作成し、それを教員に渡せば良いと思います。
なかなかRecommendation Letterを書いてもらえないと言っている学生がいますが、ドラフトを渡さずにゼロからRecommendation Letterを書いてもらうおうとしていませんか?それは教員にとって重い負担なので、ドラフトを渡しましょう。
(1)誰が誰を推薦するのか宣言する。
(2)どの段階で何を評価したのか説明する。
(3)推薦者がいかに素晴らしいのか説明する。
(4)それを踏まえて、推薦者はどれくらい素晴らしい評価をしているのか説明する(1番重要な部分)
(5)推薦者とのエピソードをいくつか紹介する。
(6)以上のエピソードから、どうして推薦するのか説明してRecommendation Letterの内容を終わらせる。
(7)最後にサインする。
こんな感じで書きましょう。次のリンクからテンプレートをダウンロードできます。
Download the Template(1)
もう1個テンプレートを作ってみたので、次のリンクからダウンロードしてみて下さい。
Download the Template(2)
1つ目のテンプレートと比較してみればわかりますが、構造は同じでも見た目は結構違っていますよね。この感じで良いRecommendation Letterを書きましょう。
また、この要領でテンプレートを作って、教授にこのテンプレートをもとにRecommendation Letterを書いてくれとお願いしましょう。(性格の良い教員なら)作ってくれると思いますよ。
紹介したようにRecommendation letterは、典型的な構造があります。その中で自分達のエピソードを組み込むことで、強く推薦できる書類を作っていきましょう。
なかなか推薦書を書いてくれないと思ったら、自分でドラフトを作って教員に渡すのも一つの手です。
テンプレートを無料で配布しているので必ず参考にして下さい
このサイトでは、常に上を目指す研究者を一生懸命に応援していきます。
・CVは書きますか? もし書くなら[この記事]を参考にしてもらいたいです。
・Research statementは書きますか? もし書くなら[この記事]を参考にしてもらいたいです。
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